さようならJAL
昨日 信州まつもと空港からの発着の飛行機が、
JALからFDA(フジドリームエアラインズ)に変わった。
日本航空(JAL)が31日ラストフライトの、大阪便の最終便で幕を閉じた。
離陸後、特別に名残の旋回をして、長野県の松本空港との別れを惜しむように消えて、
送迎デッキでは、約500人の人達が最後のJAL機を、手を振って見送ったらしい。
かつて経済成長期の昭和の象徴が長野県から消えた。
そして、「スカイブルー」の飛行機が空を飛んだ。
札幌と福岡間の便を引き継いだとか。
私が営業の仕事をしていた頃、大阪への出張では、よく空路を利用していた。
小さな空港で小さな旅客機ではあったが、何となく落ち着けて好きだった。
待合室でパソコンを見たり、時間までコーヒーを飲んだり。
いつ行っても空いていたし、機内も空席があった。
約1時間で伊丹空港に着いたので、あっという間の空の旅だったが、
私には居心地のいい時間と空間を与えてくれた。
窓から下に拡がる日本地図さながらの景色を見ながら、何も考えずぼんやりする事が好きだった。
白い雲が目と同じ高さで漂う事、どこまでも青い、碧空が限りなく続く事・・・
それが、仕事の忙しさから、唯一、身もこころも開放される時間だった。
ああ・・・だけど、もう無くなってしまったとは・・・
なんだか寂しい気がする。
きっとこんな想いでこのニュースを聞いた人は多いと思う。
ただ、いつまでも思い出ばかりに浸っても居られないのも現実である。
これから、このスカイブルーの飛行機も、たくさんの人達の夢や命や思い出を乗せて、
大空に羽ばたく事を期待します。
松本空港の発展を心から祈ります。

(写真は借り物です)
JALからFDA(フジドリームエアラインズ)に変わった。
日本航空(JAL)が31日ラストフライトの、大阪便の最終便で幕を閉じた。
離陸後、特別に名残の旋回をして、長野県の松本空港との別れを惜しむように消えて、
送迎デッキでは、約500人の人達が最後のJAL機を、手を振って見送ったらしい。
かつて経済成長期の昭和の象徴が長野県から消えた。
そして、「スカイブルー」の飛行機が空を飛んだ。
札幌と福岡間の便を引き継いだとか。
私が営業の仕事をしていた頃、大阪への出張では、よく空路を利用していた。
小さな空港で小さな旅客機ではあったが、何となく落ち着けて好きだった。
待合室でパソコンを見たり、時間までコーヒーを飲んだり。
いつ行っても空いていたし、機内も空席があった。
約1時間で伊丹空港に着いたので、あっという間の空の旅だったが、
私には居心地のいい時間と空間を与えてくれた。
窓から下に拡がる日本地図さながらの景色を見ながら、何も考えずぼんやりする事が好きだった。
白い雲が目と同じ高さで漂う事、どこまでも青い、碧空が限りなく続く事・・・
それが、仕事の忙しさから、唯一、身もこころも開放される時間だった。
ああ・・・だけど、もう無くなってしまったとは・・・
なんだか寂しい気がする。
きっとこんな想いでこのニュースを聞いた人は多いと思う。
ただ、いつまでも思い出ばかりに浸っても居られないのも現実である。
これから、このスカイブルーの飛行機も、たくさんの人達の夢や命や思い出を乗せて、
大空に羽ばたく事を期待します。
松本空港の発展を心から祈ります。

(写真は借り物です)