「安全」という錯覚
連日マスコミを賑わす「チリの落盤事故」報道であるが、
昨日から始まった「救出」には、本当に感動だ。
33人それぞれの再会のドラマが世界中に報道され、改めて熱い感動に包まれている。
彼等の奇跡の生還を観ていると、そこに集結した世界の技術も素晴らしい。
日本も企業4社が、宇宙用の抗菌下着など約360枚と宇宙食40袋を提供したという。
33人の作業員達は、地下でいったい何を思って69日間を過ごしたのか・・・?
恐らく経験できない非日常の生活の中で、秩序や節度をまもり、一丸となって救出を待ちのぞみ、
生きているという奇跡に精一杯感謝したり、
いのちの意味、生きる意味、家族や友人などとの再会・・・などを考え、
もうひとつの、いのちをもらったような気持ちになったのではないか。
この運命に何か意味があるのではないかと、
今までの自分の人生を振り返り、「いつ死んでもいいように生きたい」
と、思うかもしれない。
彼等の「事故からの復活のドラマ」を観ながら、
日本に生きる自分の「安全」な生活について感謝するとともに、
「安全」という錯覚に、甘んじていてはいけないのではないか・・・
などとも思う。
思うに、「明日生きているという保障」は、誰にもないのだから・・。
この一連のドラマに、映画化や本の出版などの依頼も殺到。
格好の「利益主義の商売」に利用されそうである。
これも、もうひとつの現実なのだろう・・・。

昨日から始まった「救出」には、本当に感動だ。
33人それぞれの再会のドラマが世界中に報道され、改めて熱い感動に包まれている。
彼等の奇跡の生還を観ていると、そこに集結した世界の技術も素晴らしい。
日本も企業4社が、宇宙用の抗菌下着など約360枚と宇宙食40袋を提供したという。
33人の作業員達は、地下でいったい何を思って69日間を過ごしたのか・・・?
恐らく経験できない非日常の生活の中で、秩序や節度をまもり、一丸となって救出を待ちのぞみ、
生きているという奇跡に精一杯感謝したり、
いのちの意味、生きる意味、家族や友人などとの再会・・・などを考え、
もうひとつの、いのちをもらったような気持ちになったのではないか。
この運命に何か意味があるのではないかと、
今までの自分の人生を振り返り、「いつ死んでもいいように生きたい」
と、思うかもしれない。
彼等の「事故からの復活のドラマ」を観ながら、
日本に生きる自分の「安全」な生活について感謝するとともに、
「安全」という錯覚に、甘んじていてはいけないのではないか・・・
などとも思う。
思うに、「明日生きているという保障」は、誰にもないのだから・・。
この一連のドラマに、映画化や本の出版などの依頼も殺到。
格好の「利益主義の商売」に利用されそうである。
これも、もうひとつの現実なのだろう・・・。

2010年10月14日 Posted byさち at 09:33 │Comments(4) │随筆
この記事へのコメント
私も病気を経てから、「いつ死んでもいいように生きたい」と思うようになりましたよ。
救出後の彼らの今後の生き方が興味深いです。
救出後の彼らの今後の生き方が興味深いです。
Posted by ニコル at 2010年10月14日 13:55
私は落盤した時に発覚した正妻sv自称正妻のバトルも気になりますw
旦那はもしかしたらずっと地中に引きこもっていたかったかも・・・。
当然食い物にしようとするやからも多いでしょうが12月31日には
「そんなこともあったね~」とかTV見て思いそうですね
旦那はもしかしたらずっと地中に引きこもっていたかったかも・・・。
当然食い物にしようとするやからも多いでしょうが12月31日には
「そんなこともあったね~」とかTV見て思いそうですね
Posted by くろこあ
at 2010年10月14日 16:37

二コルさま
多分・・・人には必ずそういう「気づき」があるのだと思います。
それから何を学ぶか・・・そして、どう生きていくか・・・
そこからが、大切なのかもしれませんね。
多分・・・人には必ずそういう「気づき」があるのだと思います。
それから何を学ぶか・・・そして、どう生きていくか・・・
そこからが、大切なのかもしれませんね。
Posted by さち
at 2010年10月14日 19:28

くろこあさま
確かに・・・妻とそうでない人の発覚!!
あれは本人も超びっくりの番外編??
さすがに、複雑な気持ちでしょうね。
でも、一番辛い時に傍にいてくれる人の存在は大きいと思いますね。
確かに・・・妻とそうでない人の発覚!!
あれは本人も超びっくりの番外編??
さすがに、複雑な気持ちでしょうね。
でも、一番辛い時に傍にいてくれる人の存在は大きいと思いますね。
Posted by さち
at 2010年10月14日 19:35
