「療養所」サナトリウム

昨夜は、久し振りにお気に入りの居酒屋で、友達と楽しい会話に花を咲かせました。「療養所」サナトリウム

お付き合い頂いたMさま、本当にありがとうございました。

充実した時間を過ごせて、とってもしあわせでした。

そこでも私は「さだまさし」論を熱く語ってしまいました。

それでも飽きずに聞いて下さって、恐縮です。


そこで少し話題にのぼった「療養所」についてです。

(歌を聞いて頂くと泣けてきます)↑

もう30年近くも前の歌ですが、「高齢化」や「介護」などの現代の問題にも波紋を投げかけているような気がします。

歌詞の一部を書きます。


たった今 飲んだ薬の数さえ すぐに忘れてしまう彼女は・・・しかし

夜中に僕の 毛布を直す事だけは 必ず忘れないでくれた

歳と共に誰もが 子どもに帰ってゆくと 人は言う

だけどそれは多分 嘘だ

思い通りにとべないこころと動かぬ手足

抱きしめて 燃え残る夢達・・・・



・・・・ふた月もの長い間に 彼女を訪れる人が 誰も無かった

それは事実

けれど人を 哀れみや同情で語れば それは嘘になる



・・・・たったひとつ 僕にもできるほんのささやかな真実が ある それは 

わずか一人だが 彼女への見舞い客に 

来週からなれる事・・・・










2010年06月15日 Posted byさち at 11:34 │Comments(2)さだまさし

この記事へのコメント
こんばんは☆

さちさんの教えて下さったさだまさしさんの曲を聴いていて、
私は自分の祖父のことを思い出しました。

私の祖父は、毎日毎日、入院中の祖母のもとへと、
自分で作った手作りお弁当を持って通っていました。
何年かよったのかなぁ…。
病院でのご飯は美味しくないだろうから美味しいものを食べさせるために!
だそうです。

祖母も祖父も他界しましたが、
私はずっと愛を2人の姿から見ていたなぁって思います☆
Posted by エル・エリアエル・エリア at 2010年06月15日 23:23
エル・エリアさま

とてもいいお話ですね。
おじいさまの愛情いっぱいの手作りお弁当で、おばあさまはどんなに幸せだったでしょう・・・
それが「愛」ですね。
歳を重ねる、老いていくという現実と向かい合う事は、確かに哀しいです。
それでもさださんのこの曲は、最後に一筋の光をみつけるような気がします。「愛」という希望の光で救われたら、どんなにしあわせかと思います。
Posted by さちさち at 2010年06月16日 09:05
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