TRICKのトリック
「TRICK」観て来ました

松本のエンギ座です。
私を含めて若者が10組ほど。平日なのでゆっくりです。
江戸時代の見世物小屋で、「手品師」に扮する奈緒子に、「妖術使い」がやって来て火を放ち小屋を
燃やす場面のイントロ。いつものストーリーの布石。
今回はそんな「火」がテーマ。
「火を持って火を制す・・・」一体どんな展開になるのかわくわくしていた。
「万練村」(まんねりむら)の霊能力者バトルロイヤル
次長課長の河本の演技は本人のキャラそのもの
佐藤健の熱演もとても好感が持てた。方言も完璧に習得していて、見事に演じきった。
松平健の馬に乗って立ち去るところなどは、まさに暴れん坊将軍。時代劇さながらの適役。
それから私の好きなヒール役が多かった藤木直人の演技は、別の一面がみえて面白い。
上田次郎の本が増えていたり、上田の「なぜベストを尽くさない」人形や、等身大パネルなどの小
道具。奈緒子の部屋が暗証認識に変わり、「スリスリット」がでてくるところ。
部屋には「チキンラーメン」が山に積まれ、大家さんから盗んだ卵を入れて
ラーメンを食べるシーンも見所。
時々登場する「ガッツ虫」など小ネタも見逃せない。
しかもラストが「OK牧場」や、TRICK1話「母の泉」との関係のリンクネタ。
そして「火を持って火を制す・・・」
TRICKファンの私としては、やはりまだまだ目が離せません。
By大江雲澤
(おおえ うんたく 文政5年(1822年 - 明治32年 (1899年))
日本の医家