「餃子の王将」マジック

さち

2010年11月05日 11:09

どうしても、もう一度中津川の「餃子の王将」の「ネギラーメン」が食べたい。

前回行った時、とっても気に入って再度行って来ました。

前回食べれなかった「鶏のから揚げ」です。

いつか「アメトーク」の「王将芸人」のコーナーで、かなりの話題になった「鶏のから揚げ」です。



ちゃんと、ミラクルパウダーも添えられています。

なぜ、こんなに「王将」が人気なのか・・・

席に座りながら検証してみました。

看板と看板メニューについて

「餃子の王将」という店の名前は、先ず「餃子」という庶民的で安価なイメージを植え付け、

安心感とお手軽感で入店しようという気持ちにさせる。

看板メニューは「餃子」に違いないのだが、店に入るとすぐ目の前に「本日のおすすめメニュー」がドーンと置かれ、

しかもラーメンとごはんもののセットでボリューム感満点。しかも、その器の大きさのインパクトから、逆に値段の安さが強調される。

店内の工夫について

とにかく空間が広々している。BOXの椅子もテーブルも大きい。集客数もたっぷり。

ちょっとした「サービスエリアの食事コーナー」を思い出させる。家族や多人数でも余裕だ。

壁に貼られているメニューもすべてポスター並の大きさで、どれもこれも圧倒される。

従業員について

当然きびきび動く。ムダがない。客の流れを熟知している。声が大きい。

厨房について

ここで気づいた!!音だ!!餃子焼き器から立ち昇る蒸気の音。ステンの器具がぶつかる音。

中華鍋に入れる具材の油ではじける音。それをかき混ぜる中華オタマのぶつかる音。

重なったり、机に広がるお皿の音。注文を厨房に通すマイクから響く声。

厨房の返事やら会話の声。必要以上に大きい・・・?

そんな様々な音や声が常に飛び交っていて、店内はそんな高揚感に包まれている。

おそらくこれほどの規模の中華料理の店舗で、これほどの音や声の中に身を置く、という事が日常には無い私達が、

メニューに、価格に、店の広さに、ポスターに・・・色々な仕掛けに「圧倒」されている!!

まさしく「五感」が刺激される・・・

味はもちろん視覚、聴覚、嗅覚、皮膚感覚までもが、「王将」の魔法にかかってしまっているのだ。

だからまた・・・この魔法が解ける頃、来たくなってしまうのだろう。


 

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