どうしても、もう一度中津川の「餃子の王将」の「ネギラーメン」が食べたい。
前回行った時、とっても気に入って再度行って来ました。
前回食べれなかった「鶏のから揚げ」です。
いつか「アメトーク」の「王将芸人」のコーナーで、かなりの話題になった「鶏のから揚げ」です。
ちゃんと、ミラクルパウダーも添えられています。
なぜ、こんなに「王将」が人気なのか・・・
席に座りながら検証してみました。
看板と看板メニューについて
「餃子の王将」という店の名前は、先ず「餃子」という庶民的で安価なイメージを植え付け、
安心感とお手軽感で入店しようという気持ちにさせる。
看板メニューは「餃子」に違いないのだが、店に入るとすぐ目の前に「本日のおすすめメニュー」がドーンと置かれ、
しかもラーメンとごはんもののセットでボリューム感満点。しかも、その器の大きさのインパクトから、逆に値段の安さが強調される。
店内の工夫について
とにかく空間が広々している。BOXの椅子もテーブルも大きい。集客数もたっぷり。
ちょっとした「サービスエリアの食事コーナー」を思い出させる。家族や多人数でも余裕だ。
壁に貼られているメニューもすべてポスター並の大きさで、どれもこれも圧倒される。
従業員について
当然きびきび動く。ムダがない。客の流れを熟知している。声が大きい。
厨房について
ここで気づいた!!
音だ!!餃子焼き器から立ち昇る蒸気の音。ステンの器具がぶつかる音。
中華鍋に入れる具材の油ではじける音。それをかき混ぜる中華オタマのぶつかる音。
重なったり、机に広がるお皿の音。注文を厨房に通すマイクから響く声。
厨房の返事やら会話の声。必要以上に大きい・・・?
そんな様々な音や声が常に飛び交っていて、店内はそんな高揚感に包まれている。
おそらくこれほどの規模の中華料理の店舗で、これほどの音や声の中に身を置く、という事が日常には無い私達が、
メニューに、価格に、店の広さに、ポスターに・・・色々な仕掛けに「圧倒」されている!!
まさしく「五感」が刺激される・・・
味はもちろん視覚、聴覚、嗅覚、皮膚感覚までもが、「王将」の魔法にかかってしまっているのだ。
だからまた・・・この魔法が解ける頃、来たくなってしまうのだろう。