「ライアーゲーム」の赤いりんご
「ライアーゲーム」のDVDがやっと解禁。
映画は観たかったのに、観に行く事ができず、早くDVDが観たくて観たくて・・・
待ちに待っていました。
以前TVで初めてこのドラマを観た時から、大ファンになり、
昨年「ライアーゲーム2」の放送をとても楽しみに観ました。
セットやキャストの洋服など、カラフルで鮮やかですごく綺麗です。
このドラマの世界観がとっても魅力的。
クールでどこか影のある秋山と、正直で優しく涙もろい主人公の直。
そのふたりを取り巻く、大げさでキレのいい演技力満点の福永や坂巻。
その他にもそれぞれ個性的なメンバーが。
心理学や数学を用いた緻密なまでのリアリティで描かれる白熱の頭脳戦、
先の読めないストーリー展開、数々の謎をちりばめつつ、見るもの全てを圧倒してきた、
追いつめられた人間の深層心理極限の世界がついにスクリーンでファイナルステージを迎える!
(ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ - 映画|東宝WEB SITEより)
今回のゲームは“エデンの園ゲーム”
優勝賞金はけた外れの“50億円”
ゲームのテーマは“信じあう心”
「私はここに来て確信した事があるんです。
私達は、この赤りんごをそろえるために戦って来たんだなあ~って。
人間は信じ合えるんだなあって。」
直は、希望を胸に抱いてゲームに参加し、
「裏切られる前に裏切るんだ!」
自分の利益中心の利己主義の福永は言う。
「人間の弱さ、欲深さ・・・まさに醍醐味」
ライアーゲーム事務局の谷村。
「赤いりんご」は、信じ合うこころの象徴。
全員がそろって「赤いりんご」を投票できるか・・・
「金と銀のりんご」は禁断の果実。ひとの欲の象徴。
勝利か破滅か・・・
そしてファイナル・・・
「赤りんご」が・・・
人を信じず、自分の欲のためだけにゲームを進めて来たメンバーが、
最後の直の必死の提案に協力する事で終決する。
その駆け引きのシーン
「本当にバカ、バカですね。 あなた方は・・・ でも・・・ 人を信じるということは悪くない・・・。」
そしてラストに谷村とヨコヤの会話
「嘘つきですね。」
「あんたの方がよっぽど嘘つきだろ。」
と、ほっとした笑みを浮かべる。
結局、誰も賞金を手にせず、誰も損をしない。
信じることは、欲望よりも大切で強く美しい・・・?
「あなた方は戦い・・・そして勝ったのではないですか・・欲望に・・・」
エリーの最後のことば。
爽やかな清涼水を飲み干した時のあの爽快感がやってきました。
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