アリエッティと家族の絆
「借りくらしのアリエッティ」観て来ました。
久々の映画館でのジブリ作品を、とても楽しく鑑賞しました。
美しい音楽と風景描写に包まれた、小人と人間の世界観を繊細に表現していました。
アリエッティが草むらや縁の下や窓の外を軽快に飛び回るシーンや、
メイドのはるさんや、アリエッティのお母さんの表情など、
とてもいきいきしていて楽しかったです。
豊かで美しい自然に囲まれた洋館の中に存在する、
病弱でも勇気のある家族と離れて暮らす青年の生活と、
その床下にひっそりと住む、小人の家族のもうひとつの生活。
どちらが家族のつながりが深く、どちらがよりしあわせなのか・・・
それは別にしても、人間が中心であろうと錯覚しがちなこの世界に、
家族の絆を大切に支えあって生きている、もうひとつの小人の世界。
忘れていた何かをみつけたような気がします。
マチ針の剣にやかんの船。
家族仲良くいつもハーブティーを飲んでいます。
そんな可愛い楽しい世界を、たっぷり味わって
ひとときの夢をみせてくれたジブリに感謝です。
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